物流サービス業/社員50名/K社長

中小企業でも早期の中途採用ができたー その理由
あきらめていたプロ人材中途採用
経理のプロ人材の中途採用決定、おめでとうございます。
御相談を頂いて半年弱での決定ですが、今まではどのような状況だったのでしょうか。
苦労していました。管理部門はハローワークに求人票を出して応募を待っていたのですが、なかなか応募がありません。数が少ないうえに、内定までいかないことが多かったんです。業種柄お客様対応が必要で、シフトを上手く組めないと管理部門も週休二日にできません。
給与や待遇面でも他業種に比べて劣っていると思っていたので、正直あきらめている部分もありました。
今回のご相談のきっかけは何だったのでしょう?
たまたま求人サイトの取りまとめをしてる会社から、中途採用の求人媒体の変更提案を受けました。費用は成功時の報酬のみとのことなので、一度体験してみようと思ったんです。その求人票を作った時に望月さんがいらしていたので、意見を聞きたかったのです。
そうでした。でも、辛口の感想を述べさせて頂いた記憶があります。
ええ。「この求人票では、私なら応募しません!」と言われ、ショックでした。「どこが、まずいんだろう?」と思いましたし、何をどう変えればいいのか分からなかったので相談しました。
言われたことで印象的だったのは、「待遇だけで比較する人は放っておきましょう」「中小企業は、会社の未来に共感してくれる人を採用しましょう」でしたね。
中小企業=ネガティブ発想の切り替えと言語化
はい。給与や休日などの待遇面だけでは、大手にかなわないのは明らかです。でも中小企業には、皆さんが気付いていない、大手では体験できない「いいところ」が一杯あるとお伝えしました。色々な仕事を早くから体験できる、経営に直接関与する仕事もできる、お客様の声も身近に感じることができる、などですね。
改めて言って頂くと「なるほど!」と思いましたね。また「求職者は待遇だけで入社を決めない」という言葉も新鮮でした。確かに全ての求職者が、大手で雇用されるとも思えませんしね。
でも、中小企業同士の採用競争になったら、どこで選ばれるんだろう?の疑問もありました。それは、「会社と求職者の将来の重なりを見せられること」とおっしゃっていましたね。
ええ、言葉を変えれば「あなたの会社は、求職者にキャリアの未来を見せられるか?」ということですね。「経営者が信じる会社の未来を見せられるか」「その未来は共感できるか」「自分がそこにいることを想像できるか」がポイントだとお伝えしました。
そうでした。だから、私へのインタビューを何回かして頂き、自分では気づかなかった当社の未来を言葉にしたんですね。会社を将来どうしていきたいか、入社してきたら、まずどのような役割を期待するのか、将来どうなって欲しいのか。
望月さんと対話をしていくことで、「私の右腕となる管理系の幹部になって欲しいんだ」と改めて気づきましたよ。そうすると、どのような仕事をお願いし、どうステップアップしてもらえばいいか、自然に想像することができました。
求人票に現場の雰囲気・社員同士の関係性も追加
まさに、「求職者の未来のキャリア」を考えて頂いたわけですね。その上で、社長もお気づきになっていない、会社のいいところが必ずあるはずなので、複数の社員へインタビューもさせて頂きました。
実は、いい言葉が聞けるのか、かなり心配していました。「こわもて社長」に思われている、と感じていたのでね。でも結果を聞いてホッとしました。私に対してどうこうよりも、社員同士がお互いを気遣って、体調不良や子育ての休暇と業務のバランスを取っていてくれていたし、「働きやすいチームです」と言ってもらったんですから。とても嬉しかったです。求人票にも付け加えたいな!と思いましたね。
はい!しっかり求人票に付け加えさせて頂きました。出来上がった求人票はいかがでしたか?
今回の求人票は、私一人では絶対出来なかったと思います。望月さんが、自分達では気づかなかった「会社のいいところと未来」を言葉にしたおかげです。複数の求人サイト担当者から、「大変よくできた求人票です!」と褒められたので、とても嬉しかったです。
実際に予想以上の申し込みがあり、1名求人に対し10人以上の面接をして採用を決めました。経理のプロが採用できましたので、まずは経理実務をしてもらってますが、仕事も早く前向きなので、早々にシステムや収支計画の業務もしてほしいですね。私自身の業務も移管していきたいと思います。
気づきを得られる第三者の存在を見直す
中手企業の経営者は採用に苦労されている方が多いと思います。最後に何か一言お願いできますか。
私のように採用をあきらめないで欲しいし、自社の可能性にもっと目を向けて欲しいと思います。今だけでなく、将来に期待してほしい!と自信を持って言えるように、お互いなりたいですね。
そして、自分一人で抱え込まないことでしょうか。今回私が社員にインタビューしても、本音で話してくれなかったと思います。信頼できる第三者に上手く引き出してもらう、言葉にしてもらうことをお薦めしたいですね。
ありがとうございました。会社も、採用された方も順調に進まれることを祈念しています。
(インタビュアー 望月俊輔)
*採用支援については、お伝えしきれてないこともあります。質問含め、気軽にお問い合わせください。


